自然
瀬棚区
せたな町のシンボル『三本杉岩』。高さ約30m、黒く硬い輝石安山岩でできており、岩の上層部には岩松や寒冷地特有の植物が緑を添える。二本は根元でつながっているが、残る一本はやや離れて孤立している。その様は昔の詩人により、<主は瀬棚の三本杉よ、二本離れてわしゃ一人>と三角関係の悲恋に見立て詠まれている。満たされぬ愛の悲しみを残る一本から感じとったのであろう。三本杉岩周辺は海水浴場や飲食・土産店も有り、せたなに来たら是非立寄ってほしいポイント。三本杉岩ごしに沈みゆく夕日はとても美しくフォトスポットとしても人気。この景観は「狩場茂津多道立自然公園」の一部に指定されている。
詳細情報