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歴史
北桧山区
北檜山開拓の祖と言われる丹羽家に重代の家宝として伝えられてきた筋兜で、直径30cm・高さ30cmの竜頭の前立と吹返が小さいのが特徴。筋兜は鎌倉時代後期から南北朝時代頃に発生した兜の一形式。兜の作者は、元々は鉄作りの名家で室町時代に甲冑師として一世を風靡した明珍家で、名手として名高い17代目の「明珍信家」が手掛け、裏側には天文18(1549)年作と刻まれている。丹羽家の子孫により町に寄贈され、以来町指定有形文化財として大切に保管・展示されている。
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