歴史
大成区
明治30(1897)年頃、青森県三本木町字切田(現在の十和田市)から鰊漁のため旧大成町に移住してきた兄弟が、遠く故郷を偲び、故郷の踊りを都部落の青年団に教え、神社祭典や大漁祈願の時に踊ったのがはじまりと言われている。久遠神楽の名称は昭和52(1977)年、南部神楽より久遠の踊りとして改名したものである。踊りは1番から7番までの7種類で構成され、神楽に用いられる刀や長刀には、自然との闘いと保身の意味が込められ、笛・太鼓・金具には開拓の精神が込められている。大正3(1914)年にはじめて公開し、以来、現在は久遠神楽保存会により、地元の大成中学校の生徒が伝承活動を行っている。神楽は『太田観光イベント』等の行事で鎮魂、除災の意を込めて披露されている。
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